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易しい仏教講座

第27回 名僧列伝1 お釈迦様

お釈迦さま

(おしゃかさま)

お釈迦さまの『釈迦』は、サンスクリット(梵)語のシャーキャの音訳で、釈迦族の聖者という意味の釈迦牟尼(シャーキャムニ)を省略したものです。仏陀、または釈尊ともいいます。幼名は、ゴータマ・シッダールタ、前463年頃(異説あり)、釈迦族の王子としてカピラ城近くのルンビニー園でお生まれになりました。
16歳で結婚し、1子・ラーフラをもうけられましたが、人生苦に直面して29歳で一切を捨て出家(参照・・・法話『四門出遊』)なさいました。釈迦は断食を含む苦行の生活をへて苦行の無意義なることを知り、村娘スジャータの捧げる乳粥(ちちがゆ)で体力を回復した後、ブダガヤの菩提樹の下で坐禅し、35歳の時ついに悟りを開かれたのです。いわばこれが仏教の歴史の出発点です。
その後のお釈迦様の半生は、インド各地を遍歴して多数の苦しむ老若男女に法を説き、弟子をつくり民衆を教化して旅することに費やされたのです。
そして80歳のとき、クシナガラ郊外の森の中で沙羅双樹(さらそうじゅ)の間に横たわって亡くなられたのです。その御遺骸は火葬され、信者に遺骨(仏舎利・ぶっしゃり)が分けられ、手厚く葬られました。
死後、弟子達によってお釈迦様の残された言葉が編纂され、今に伝わっています。これが『お経』です。