公益財団法人玉野市公園緑化協会は、深山公園をはじめ、市内の公園や緑地等の維持管理や緑化思想の普及推進及び花とみどりのまちの創造に努めています。

深山イギリス庭園は、玉野市制施行６０周年の記念事業の一つとして、また、さらなる利用促進を図るため、加えて花づくりなどの農業振興による「緑と花の町づくり」を目指して平成１２年８月６日にオープンしました。
この深山イギリス庭園は、イギリス人庭園技師のピーター・サーマン氏を玉野市に招き、約３ケ月間、実際に深山の自然を体験していただいた上で庭園設計を依頼したもので、本格的な英国庭園です。
また、この庭園は、南東イングランドにあるシシングハースト城のようなロマンチックな庭園で、庭をヘッジ（カマクラヒバの生け垣）で仕切った６カ所のガーデンルームを作り、それぞれのテーマに基づいた草花を植栽し、それらが互いに素敵なハーモニーを奏でるように設計されています。
深山イギリス庭園に皆様が訪れるたびに、四季それぞれに見せる花と緑を楽しんでいただき、また、この庭園のコンセプトである「２０世紀の伝統的な英国庭園」の雰囲気を存分にご堪能いただければ幸いです。

深山イギリス庭園　庭園デザイナー ピーター・サーマン

Merrist Wood大学　園芸学の国家免許取得。 キュー王立植物園　園芸学の免許取得・講師・外部審査員。 王立林業協会　園芸学の修士号。 園芸学協会の特別会員・外部審査員。 ロンドンのインチボールドスクールの上級講師・審査員。 "Thurman Consultancy"代表。 樹木栽培、庭園設計について幅広く執筆活動を行う。 深山イギリス庭園設計にあたり、1995年11月〜翌年1月まで玉野市に在住し、伝統的な英国庭園の設計を行った。

概要

面積

約7,500�u

生け垣用樹木

約1,200本

ツル性バラ

5種　20株

宿根草・多年草

100種　2,600株

ツル性植物

5種　20株

球根

4種　2,300株

高中木

14種　600本

バラ

30種　180株