アジサイ
  うっとうしい梅雨入りとなりましたが、雨が降りしきる中でもアジサイの花を見ているとなぜかウキウキし、晴れ晴れとした気分になりませんか。雨に一番似合う花をアジサイと思っているのは私だけないと思います。もちろん開花期が梅雨と同時期だからでしょうが、雨に濡れる姿は「水も滴るいいアジサイ」と言った感じです。世界では約四十種類もあります。最近、花屋さんで販売されている西洋アジサイ(ハイドランジア)は、房総半島から足摺岬に至る太平洋岸に自生するガクアジサイを基にヨーロッパを中心に鉢植え向きに改良されて戻ってきたものです。植栽地は日当たり、排水がよく腐食質の肥よくな所であれば非常によく育ちます。アジサイは別名「七変化」と呼ばれ花色は変化しますし、用土の酸度によっても色が変わり「ピンク色の株を買い露地に植えたら赤紫色になった」などといった話をよく聞きます。酸性が強いと赤色が目立つようになり、腐葉土・木灰・石灰などを用い弱アルカリ性にすれば元に戻ります。【花言葉】(青)辛抱強い愛情(ピンク)元気な女性

ユキノシタ科・植栽種・花木園、三里十八丁用水路沿いなど