ホタルブクロ
  東アジアに分布し、日本では北海道西南部から九州にかけて見られ草原、山道、林などに自生している多年草です。山野草を楽しまれている方はよくご存じだと思います。ホタルブクロはカンパニュラ属に属しカンパニュラはラテン語で「小さな鐘形」という意味があります。では、ホタルブクロと言う名前はどうして付いたのでしょうか?ちょうどこの花の咲くころに、蛍が飛び交います。捕まえた蛍をこの花に入れ持ち帰ったところ、蛍の光が透けて見えとても美しかったことからホタルブクロと名付けられたという説や花の姿が「火垂(ほたる)る袋」すなわち提灯(ちょうちん)に似ていることからという説などあります。高さ40〜80p。花期は6〜7月ですが、今年は花の開花が早く、6月下旬までになりそうです。枝の先の花から咲き始め、一つの茎に10個ほどの花をつけます。若葉は食用として使われているようです。深山公園で見つけてもそっと見守るだけにして下さい。【花言葉忠実・正義

 

キキョウ科・自生種・新池周辺