モウセンゴケ
  夏休みも終わり2学期が始まりました。今回は、夏休み中に多くの質問があったモウセンゴケを紹介します。質問した子供たちに聞いてみると自由研究の課題にするとかテレビで見たので実際に見てみたいとかさまざまですが、全員知っていたのが「食虫植物」という事でした。モウセンゴケは、日本を含め世界中に140種類以上あるといわれており、北海道から九州に分布し、酸性で、貧栄養の湿地や湿原のミズゴケ群落の中に生育します。葉全体に、多数の腺(せん)毛が生えていています。その先端部分の粘着液で、小型の昆虫を捕獲してゆっくりと屈曲運動をして昆虫をさらに貼り付け消化吸収します。和名は、腺毛が密についた毛氈(せん)状の葉をもち、コケのような小さな植物ということからついています。他の食虫植物のハエトリソウ、ウツボカズラなどフラワーショップで販売されており一度育ててみてはいかがでしょうか。【花言葉】あなたに捧げる恋の歌 英=サギ、不誠意

モウセンゴケ科・自生種・深山一円