ナツツバキ
  東北南部以南、四国、九州の山地に自生する落葉高木です。6、7月ごろに新しいこずえの葉脈にツバキのような直径6、7センチの白色5弁のとても美しい花を咲かせます。ツバキ科の中でも数少ない落葉樹です。幹はサルスベリとよく似ていてなめらかで、サルナメ(猿滑)などの異名もあります。別名はシャラノキですが、インド原産の仏教三霊樹のひとつのサラノキ(沙羅・サラソウジュ・フタバガキ科)とわ違います。釈迦(しゃか)がクシナガラで入滅した際、サラノキが東西南北に二本ずつあったと伝えられています。その後、サラノギにまねて植えられたこと名付けられたと言われています。そのためお寺にはよく植えられていますし、庭木としても観賞されます。植えつけ場所は特には選びませんが、腐食質に富んだ水はけのよい肥よくな所が適します。日当たりの強い、乾燥の厳しい所は避け、半日陰ぐらいのほうが良いのですが根元を乾かさなければ、枝葉にはよく日が当たったほうが適します。【花言葉】 信じる・信仰

 

ツバキ科・植栽種・児童広場