スイレン
  代表的な水生植物で、熱帯から温帯にかけて約40種類が分布しています。園芸上の分類では、熱帯性スイレンは昼咲き系と夜咲き系、温帯産の耐寒性スイレンは大型系と小型系(ヒメスイレン)に区別されています。深山公園には温帯産の耐寒性スイレンを植栽しています。伊達池などに植栽されている温帯産の大型系スイレンの花は、5月中旬から9月中旬まで咲き続け、日照の強いほど元気よく咲きます。花色も豊富です。花を間近で見るとロウ細工ででも作ったようで、どうしてこんなにきれいなのかとても神秘的です。昼間、花は開き、夜間は花を閉じ眠っているようなところから「睡蓮(すいれん)」と呼ばれています。花木園にはヒメスイレンも植栽しています。ヒメスイレンは別名ヒツジグサと呼ばれ、未の刻(午後二時ごろ)に開花することから由来します。家庭でスイレンがめなどに植えて楽しまれる場合はヒメスイレンをお勧めします。【花言葉】 心の純潔・清純

 

スイレン科・植栽種・伊達池ほか