ウラジロ
  一般にウラジロ、ワラビ、ゼンマイ、シノブ、コシダなどはシダの仲間で日本には十一科百九十五種類あるといわれています。ウラジロは縁起植物として正月のしめ飾りや鏡もちに添えられ、シノブは軒につるすように細工をしてツリシノブとして季節の風物の一つになっています。シダ類は、山地の木陰、湿ったがけ、川岸、尾根の岩場などに自生し、特に玉野市では多く見られますが、山火事発生の要因となるほか延焼速度が増すため問題とされています。和名は、葉の裏が白いことによります。シダは、「シダル」(下垂る)が転訛(か)したものといわれています。正月の飾りとして用いられるのは年齢がシダ類の枝のように長く伸びることを願ってで、一説にはシダが常緑で枯れないことから正月のめでたい植物に選ばれたともいわれています。普通の植物のように花が咲かない(花のかわりに胞子ができ、胞子でふえる)ので、花言葉などは無いと思いましたが以外にも有りました。【花言葉】神秘・魅力ある人

ウラジロ科・自生種・深山一円