ヤブラン
  本格的な夏を迎え毎日暑い日が続いていますが、みなさんお元気でしょうか?深山公園ではうるさいほどセミが鳴き、網を持った子供たちは元気に走り回っています。ヤブランは、関東以南に分布し、暖地の林の中や山地の木陰に生える多年草です。ヤブランと和名がついていますが、ラン科の仲間ではなくユリ科の仲間に属していて、和名の由来は、やぶに生え、ランに似ていることからです。花期は、8〜10月の暑い時期ですが、葉の茂みから抜きでた花茎に淡紫色の花が密につき、涼しげな感じがします。根にところどころにラッカセイほどのふくらみのこぶができ、風邪などの薬草として利用されます。性質は非常に強く、庭の下草地や地被植物として人気が高く、よく繁殖するので、数年ごとに株分けして植え替えします。時期は、春か秋で、堆(たい)肥を十分にすきこんでおきます。秋には、黒紫色の球形の実をつけます。       【花言葉】無邪気な

ユリ科・植栽種・花木園