ユズリハ
  暖地の山地に生えるほか、縁起植物のため庭などにもよく植えられている高さ4〜10mになる常緑高木です。少し小さめのヒメユズリハも深山公園にはあり、ユズリハは内陸性で、ヒメユズリハは海岸性です。和名は、本種の性質からきており若葉がのびてから古い葉が一斉に落ちるので、「譲り葉」の名がついています。親が成長した子どもにあとを譲るのをたとえて縁起植物とされ世代交代などの記念植樹して本種はよく使われております。また、古くから正月のしめ縄や鏡もちの飾りに使われるため、別名を「ショウガツノキ」と呼ばれる地方もあります。これは新旧交代の意味と葉軸の赤と葉裏の白の紅白からめでたいからといわれています。温帯から亜熱帯に生える暖地の植物で、陰地を好み、大きな樹木や建物の陰になるところに植栽すればよく育ちます。そのため、ほかの樹木と混植することが理想です。土壌はやや湿りけに富んだ有機質の多いとことが適しています。【花言葉】譲渡・世代交代

トウダイグサ科・植栽種・児童広場ほか