社団法人 玉野青年会議所

基本方針

 

         1. 魅力あるJayceeづくりと会員拡大

         2. 公益法人制度改革の取り組み

  3. 時代を反映させたまちづくりの創造 

 

 

 

 

 

所信

 

はじめに

社団法人玉野青年会議所は本年創立52年目を迎えます。先輩諸兄が築き上げてきた半世紀に亘る歴史の重みを受け止め、心から感謝し、謙虚にその創始の精神を受け継いでいく責務があります。しかし、それはただ守り継ぐのではなく、我々の使命を改めて心に刻み、より良き世界へ向けた変革の能動者 として、現状の社会情勢を見極め、次代を切り拓くべく行動し、さらなる前進をしていくものでなければなりません。

昨今、テレビや新聞などで凶悪事件や幼児殺害など、目を覆いたくなるような事件が毎日のように起こっています。私たちが住むこのまちも例外ではありません。私たちは常に、何を為すべきかを考え、率先して行動してまいりたいと思います。

 

公益法人制度改革

 昨年度より公益法人制度改革が始まり、平成20121日には、法律の施行がされます。5年間の猶予期間が設けられているとはいえ、社団法人は公益法人と一般法人の選択が迫られてまいります。日々新しい情報がリリースされている中、公益法人・一般法人のメリット・デメリットをLOM全体で考え、今後のJC活動を行っていく上で何が重要であるか、そして何が必要であるかを認識し、(社)玉野青年会議所としての方向性をメンバー全員が理解し、公益法人制度改革をメンバー全員で共有してまいりたいと思います。

 

会員拡大

 メンバー数の減少が全国各地の青年会議所で問題になっており、最重要課題とされていることは言うまでもありません。会員数の増強はLOMの色々な事に絡んでくる要素です。それは、メンバーが一人増えるごとにLOM自体の厚みが増していき、それにともない事業の厚みも増していくということです。メンバー自身がそれを自覚し、メンバー全員で取り組んでいかなくてはなりません。(社)玉野青年会議所に入会したくなるような魅力あるJAYCEEになり、会員拡大をメンバー全員で行ってまいりたいと思います。

 

まちづくりの創造

 この混沌とした時代だからこそ、今何が必要なのか、そして何をしなければいけないのかを考え、行動していかなくてはなりません。青年会議所という所は、明るく豊かなまちを創るためにたねを蒔く団体であります。そのためには、メンバー一人ひとりが夢を持ち、創造し、自らが楽しむことが大切だと思います。

 現在、わが町でも少子高齢化問題、福祉問題などさまざまな問題があります。私たちは、それを真摯に受け止め、青年としての英知と勇気と情熱をもって明るい豊かなまちを築いてまいりたいと思います。

おわりに

 「私と小鳥と鈴と」

 『私が両手をひろげても、お空はちっとも飛べないが、飛べる小鳥は私のように、地面(じべた)を速くは走れない。私がからだをゆすっても、きれいな音は出ないけど、あの鳴る鈴は私のように、たくさんな唄は知らないよ。鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい。』

 この詩は、私が子どもに教えてもらった金子みすずさんの作品です。そこには、それぞれ見た目や役割は違っても、その違いを認め合うことがすばらしいことである。と詠まれています。お互いがお互いの価値を認め合うこと、それがとても大事で大切なことだと思います。そして自分の限界を作ること無く、何事にも率先して挑戦していければ、そこには笑顔が生まれ、それが波紋のように伝わって行く事と思います。

 メンバー一人ひとりが高い志を持ち、共通の目標に向う事により、皆が笑顔で楽しかったと言えるような一年にしてまいりたいと思います。

 

特別会員、現役会員、そして関係各位の皆様方におかれましては、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。また、変わらぬご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。