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市内のあちらこちらで見かけるソーラー発電装置。そのモジュールパネルを生産している会社があると聞き急遽研修日程に入れて、ドイツ国内の四分の一を生産するソーラーファブリック社を訪ねた。
1999年に建てられた新社屋は「ゼロエミッション」工場で、南側の地面から屋根まで覆おう斜めのガラス面には、ソーラーパネルが張られ、1階は誰でも入れ喫茶店となっていた。
この工場の特筆すべき点は、生産設備と経営管理で消費される電気・熱エネルギーは再生可能エネルギーだけであるという点である。
南側のガラス面のソーラー発電により電力需要の三分の一以上を供給し、足らずは地元産の菜種油を燃料として、電力と熱を供給する。(菜種油を燃焼するときに生じる二酸化炭素は、菜種が成長するときに大気から吸収する量に相当するから「二酸化炭素ニュートラル」との考え)又、雨水も収集され樹木への散水やトイレの水として利用されていた。
空調も、戸外の空気を建物の下にパイプを通すことによって、冬は地熱で暖まり夏は外気が冷やされて循環されている。中で働く人間の体温まで計算に入れて作られたというのには驚いた。

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