年頭挨拶

2008年度理事長 藤原 奨二

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2008年度 理事長所信

スローガ

 

 

愛する人のために

愛する郷土(まち)のために

 

基 本 方 針

 

1.     誇り高く夢が語り合える真の仲間づくり

2.     魅力ある組織づくりと会員拡大の推進

3.     子どもたちが大きな夢を抱ける地域の創造

4.     韓国統營JCとの姉妹縁組35周年記念事業の推進

所 信

 

「絆」とは、断つことの出来ない人と人との結びつきであります。「絆」という信頼があるからこそ、メンバーの個性が生き、夢を語り、思いを共有する事が出来ます。「絆」によって家庭は愛情に溢れ、会社も生き生きとし、地域は子どもたちの笑顔で溢れます。その「絆」が明るい郷土(まち)を築きます。

 

 

はじめに

 

社団法人玉野青年会議所は本年創立51年目を迎えます。昨年、創立50周年という記念する節目にあたり記念式典・祝賀会、記念事業等を行うにあたって、玉野青年会議所のこれまでの歴史、先輩諸兄の大いなる理想、熱き志の上に今の玉野青年会議所が成り立っていることを感じさせて頂きました。多くの先輩方が残してくれた諸活動の財産を我々メンバーは真摯に受け止め、今後の青年会議所活動を展開、継承していくことが使命であると考えています。そしてこれから先、60、100周年に向けた、さらなる飛翔の年になるよう取り組んでいく所存で御座います。

昨今、地域を取り巻く環境は大きく変化しています。毎日のように新聞・テレビ等で報道される地球温暖化による異常気象や心痛ましい事件事故、耳を疑いたくなるような不祥事、少子高齢化による問題等、様々な社会に対する不安など、閉塞感のあるこの時代に我々青年に課せられたものは計り知れません。私たちには、これからの時代のこれからの郷土(まち)を自らが造り上げる自覚が必要です。地域が我々に何を望み、地域に我々が何をできるのか、一人ひとりが熟慮し、真剣に話し合い、青年としての英知と勇気と情熱をもって事業を展開していくことが輝く我々の郷土(まち)の未来を創造するためには重要であると考えています。

 

公益法人制度改革

 

今時代は青年会議所を含む公益法人にとって大きな変革を迫られています。明治以来の官が公益性を判断する仕組みを根本的に変えようとするもので、この公益法人制度改革に伴い、すべての社団法人は公益社団法人か一般社団法人か解散のいずれかの道を選択しなければなりません。全国の青年会議所の一員として考えるならば、公益性を意識した活動が主体となるはずです。「我々の考える青年会議所とはいったいなんなのか」「青年会議所の社会的意義とはなんなのか」そして、そのために「どのような組織を選択するのか」などLOMのあり方について、今一度確認する時期なのかもしれません。今後も公益法人制度改革に関する情報収集を行いLOM全体で考えるための環境を整え、組織として向かう方向性について意思統一を図っていきたいと思います。

 

愛する子どもたちとの絆

 

今、全国的に子どもたちを取り巻く環境、子どもたち自身の善悪の判断、こころの病が問題化しており、この郷土(まち)でも他人事ではないと考えています。これからの我々の愛する郷土(まち)の将来を担うのは、この郷土(まち)の子どもたちです。未来を託す子どもたちが、元気よく安心して生活できる社会にしていかなければなりません。物質的には豊かになり、欲しいものは何でも手に入られる世の中ですが、「豊かな心」を持った子どもたちは減少しているかもしれません。しかし、この郷土(まち)には豊かな自然環境とおもいやりをもった地域の人たちがいます。子どもたちは豊かな自然環境の中で多くの仲間たちとふれあい、事業を通して様々な体験をする中で「おもいやりの心」、「感謝する心」を育み、親や地域の人々やわれわれメンバーと強い「絆」を構築していくことが必要だと思います。

 

愛する地域との絆

 

企画事業や各種団体の会議やイベントにおいて地域の人々と共に学び、語り合い、そして一緒に創り上げる姿勢がわれわれに求められています。「絆」を深め地域の人々とのパートナーシップをより強固なものとなるよう努力していかなければなりません。

まちづくりを行なう上で地域や市民・行政・諸団体との係わりは重要な要素となります。毎年行なわれる市民祭りや地域に対する継続事業を中心に多くの市民を巻き込むような事業の構築を図りたいと思います。地域や市民・行政・諸団体から求められる地域活性化推進について対応をし、魅力あるまちづくりを創造していきます。また、最近では、行動する事が楽しめるCD事業も生まれてきています。ここは一つ思い切って理論を超えたCD事業を認めることも大事だと思います。理屈抜きで市民と共に汗を流すそんな「絆」もあっていいと考えています。

 

メンバーとの絆

 

青年会議所の活動とはこの郷土(まち)を愛し、この郷土(まち)を想い、この郷土(まち)とともに自己研鑽し、人との係わりの中でまちづくりを展開し、ひとづくりを果たす事だと思います。人が人と共に活動していく中で最も大事なのは「友情」です。様々な考えを持ちながらも、同じ目的に向かう仲間との友情こそJCの魅力の一つだと考えています。素晴らしい出会いを大切にし、お互いの価値観を認め合うことでより深い「友情」が芽生えると思いますし、またその友情は我々個々の見識を大きく広げてくれることと思います。一人ひとりの力は小さくても、同じ時を共有した仲間との強固な「絆」が一つになった時、想像以上のパワーを生み出すことと思います。

 

会員拡大

 

LOMの原動力はまさしくメンバー一人ひとりの力です。メンバーが増えればそれだけ幅広い活動が可能となります。ここ数年の会員数の減少はLOMの存続をも危うくする大きな問題となっております。メンバー一人ひとりがJCの本質的な魅力や可能性を改めて考える機会を持ち、LOM一丸となって拡大の問題に取り組み、明るい豊かな社会を築く仲間を創っていきましょう。

 

姉妹縁組35周年

 

本年度、お隣の韓国統營青年会議所との姉妹縁組が35周年を迎えます。昨今、両国の間では領土問題や靖国問題を始めとし、反日感情が非常に重く感じられますが、両青年会議所においては何の隔たりもなく35年間お互いが認め合い、協力し合いながら国際交流事業を展開してきました。これまで脈々と積み重ねてこられました先輩諸兄にこころから感謝し、節目を記念いたしまして35周年記念式典、記念事業を行います。記念事業では両市の子どもたちを対象にした健全育成事業を展開し、国と国との文化や習慣の違う中、子ども同士の「絆」を育んでいただき、グローバルな視野を身に付けて頂きたいと考えています。

 

おわりに

 

時間には限りがあるからこそ「いま」が大事であり、それを感じた時に青年としてのエネルギーが発揮されると思います。JCは会社や学校では経験できない学びや経験を得る事の出来る場所です。そしてその経験は必ず郷土(まち)や企業や家庭にフィードバックされます。世の中がなんとなく元気でない今だからこそ共に汗と知恵を出し、感動の出来る青年会議所の魅力ある部分を存分に発揮し、この愛する郷土(まち)を盛り上げていきましょう。

伝統のある、社団法人玉野青年会議所第51代理事長を仰せつかり、その責任の重大さを感じております。玉野青年会議所と郷土(まち)の発展のために精一杯取り組んでいきたいと思います。私にとりましては何者にも優る心強いメンバーとともに2008年「楽しく」活動していきたいと思います。ご支援、ご協力を心からお願い申し上げます。

 

新会員募集!
玉野JCでは新会員を随時募集しております。青年経済人としての研鑽を積みたい方、まちづくりに取り組みたい方、友達を増やしたい方など、興味のある方はぜひとも事務局にお問い合わせください。
E-mail:tamanojc@tamano.or.jp

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