本年度の日本JC統一行事である「日本の安全と防衛」というテーマに従って、1月例会からの誕生者スピーチの課題を「国防問題」にしぼって、全会員より意見を述べていただいたがそれぞれ名論卓説、或いは迷論珍説も飛び出したにせよ、とにかく国防問題の重要性について、総ての会員に再考をうながした点では、大変有益なことであったと思っている。 3月には、山田理事長のかつてからの提案である、第1回「玉野経済講座」を開催し、講師として井上市長をお招きして吾々玉野JC会員だけでなく、玉野経済研究会、玉野お呼び渋川ライオンズクラブ、玉野ロータリークラブ、その他の団体からも多数の出席者を得て、井上市長より、玉野の現況及び未来図について、詳細なご説明を受け、各方面から非常な講評をいただいた。 秋には、第2回目の講座を開催することを予定していたが、丁度色々な行事が重なった為、本年度は1回だけで終わったことをまことに残念に思っている。 9月には「安全と防衛」についての市民アンケートを実施して、多数の興味深い回答を得たが、吾々の予想していたよりもはるかに、真面目で良識的な考えを抱いていることを知り、非常に心強い印象を受けた。 10月には、経済開発面の行事として、岡山ブロック中島博会長の会社である、ナカシマプロペラを工場見学をさせていただき、プロペラ製造の過程を詳しく見せていただいたが、そうした技術的な面以外にも、企業に於ける国際感覚の重要性という点で、認識をあらたにし深い感銘を受けた。 そのほか、玉野経済研究会の例会には、必ず何名かのメンバーが出席して、いろんな勉強をするなど、本年度の吾が委員会としては、経済講座が1度しか開けなかったことを除き、実りの多い1年間であったと自負している。
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理事長所信